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昨日は今日のストーリー

Beautiful things don't ask for attention.

動物たちのナビゲーションの謎を解く

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5月最終日でんがな!



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Domestic pigeon

鳩のナビゲーションは優秀である。
が、
電車で移動とは、、
本当に大丈夫なのか?(あはは)

私はたまに行先まちがって
乗ったりするが(笑)






デイビッド・バリー  訳・熊谷玲美
『動物たちのナビゲーションの謎を解く: なぜ迷わずに道を見つけられるのか』


面白かった!鳥類のナビゲーションシステムの論文などはよく読んでいるが、人間を含む他の生きものにはそこまで気にしていなかったので、とても読み応えがあった。総論的にとてもわかりやすく、とてもリラックスして気楽に読めるのがとても良いと思う。Royal Institute of Navigation(ナビ学会)の動画で、本書についてとてもわかりやすくざっくりまとめて本人が話してくれているので(20分弱)、読了後でも読む前でも観ると分かり味が深くなるかと思う。おすすめ。
バクテリアから鯨まで、生き物のナビゲーションシステムについて、視覚、嗅覚、磁気。ミツバチ、アリ, フンコロガシ, モナーク、鳥類、爬虫類、哺乳類、クジラ。研究の手法や、研究中のエピソードなども面白い。磁気コンパスの自差、Micronesianのスターコンパス dead reckoning、ジメチルスルフィド(DMS),ムクドリ、ヨシキリ,ミヤマシトド、ノロジカ、ウミガメ、ザトウクジラ、ゾウアザラシ、ウナギ、ラボ実験。
もちろん、既知の話も多いが、図なども効果的で分かりやすい。ミツバチやサバクアリなんかはよく知られているが、ガが面白い。まず、ガンマキンウワバとかボゴングガとか見ても、実物がわからないので、実験手法とかもピンとこず、ちまちまとネトや図鑑で調べるのも楽しかった。ミクロネシアンのコンパスシステムももうすこし詳しいものを読んでみたい。

https://www.davidbarrieauthor.org/

INCREDIBLE JOURNEYS
Exploring the Wonders of Animal Navigation
by David Barrie 2019






ドバト
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鳥獣保護管理法の解説

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Red-winged blackbird

昨日は午前中はもったものの
昼からは雨

インドアアクティビティ
カカリコ村周辺でうろうろして遊んだ。

してからに、今日も土砂降りで
夜には上がるらしいが
1時間30ミリ
ひょっとしたら大雨警報でるかもしれんから
心算をしておくようにとニュースがあった





著者 :
大成出版社
発売日 : 2017-03-01


改訂5版
『鳥獣保護管理法の解説』
環境省自然環境局野生生物課 鳥獣保護管理室

鳥獣保護管理法はさっくりと目を通していたんだが、
こんな参考書的なものがあるのを知らなかった。
ということで、早速読んでみた。
鳥獣保護管理法の原文に解説と実例などが詳しく書かれていて、とてもわかりやすい。が、ところどころ、さらに難解な日本語になっていて、原文のほうがわかりやすいんちゃうん、、と思わなくもないところも少ーーしあった。
なんにせよ、自分にかかわる部分だけはきっちり読み込んだ。





ハゴロモガラス
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渡り鳥たちが語る科学夜話

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Sakhalin leaf warbler

まだ仰山いますが
今年はまだアムールみてない。
春はルートから外れてるんか?
昨日は仙台が小規模ながらまとまって入って
キマユンも混じってきた。
そろそろメボs.l.祭かねぇ、、


さて、今日はちょいと
山形を休んで差し込み

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デデン!!


昨日はゼルダシリーズの新作の発売日でした。
予約特典が各店で違うので
悩んだ末、タンブラーついた店にした。
そして、問題がアミボで
ソフト予約した店では
アミーボの予約を受け付けてなくて、
で、どないしようかな、と思ってたら
任天ドゥネトストアでも予約売り切れとなり
ほぼ、諦めかけてたが
普段行きつけの本屋で、なんとなく聞いてみたら
予約できてしまったので、
無事に昨日入手できたっ!
めちゃめちゃ嬉しい。
昨日は帰ってきて、
アミーボ掲げて喜びの舞〜〜
前作のブレワイでアミーボのありがたみを
感じまくったので、今作もきっと
チートなアイテムをたくさんくれるだろう(願)
ちなみにブレワイで使ってた馬も引き継げるらしい
私はほんもののエポナと、
エポナよりちょいステイタスの良い馬に乗ってたんだが
エポナはまたアミーボで出せる?しらんけど、
捕まえたほうのバッタエポナが引き継げるのは
嬉しいねぇ。
ともかく、
昨日始めて、2回飛び降りたところ(1時間遊んだだけ)
ゲーム自体はまたもや超絶スローペースで遊ぶので
ぼちぼちわかってくるかと思う〜



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ローンソでTotK祭も開催中なので
クリアファイル回収してきた!
結構好きなお菓子ばっかりのラインナップだったので
いくらでも買える!
大人でよかった!





しかし、本も読む(あははは)




全卓樹『渡り鳥たちが語る科学夜話』
面白かった。申し訳ないが、おもろなさそうとか思って読み始めたらば、これが存外面白くてハマった。特に、革命家のマルチバース、シミュレーション仮説と無限連鎖世界、土星の環から霧雨が降る。別本で読んだ話やエピソードなどもあるが、それについての考察がちょっと違う方向というか、

十分に進んだテクノロジーは魔術と区別がつかない、と言ったのはアシモフであった。
さらに突き詰めて考えると、完璧に進んだテクノロジーは、おそらく自然と区別がつかないだろう。

これ、最近よく思うことなので、
やっぱりみんなそう思うのねぇ、と思ったのだった。
最後はヒマラヤ越渡りで有名なアネハヅルの話だが、
人間が鳥の渡りに影響を及ぼせる一例を
どのように物理な味付けをするかと思いきや、
まあ、そんなにユニークな話にもならず、少し残念だった。












ネコザメタカシ『なんとな〜く物理』
面白かった。帯の”ガチ勢お断り。”に引かれて購入。
なんかもう、すっかり忘れてたことを、ぼんやりと思い出し始め、ところどころ2度読みしながらも、結局それなりに、なんとな〜く思い出せるという、ありがたい漫画(笑)
メニューは、原子、力学、熱力学、電磁気学、波。
なんや、なんとな〜くわかってるようなわかってないようなことも、誰かに説明せぃと言われても、説明できるほどわかってない、っちゅうねぇ。元素と原子と電子と陽子と中性子とかねぇ、学生の頃も思ったけど、
どんだけ考えても、なんか許せないんよね(笑)。数学とかもそうやけど、ある意味文学的っちゅうかねぇ、この気持ちどないしても説明できんけど。
とまあ、
それなりに物理もおもろいなぁと、思えた漫画であった。


明日は山寺の続きを書きます〜

エゾムシクイ
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人類を熱狂させた鳥たち

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Northern cardinal








ティム・バークヘッド
『人類を熱狂させた鳥たち: 食欲・収集欲・探究欲の1万2000年』
訳 : 黒沢令子

Birds and Us
A 12000-Year History, from Cave art to Conservation
by Tim Birkhead
鳥類と私たち人間
洞窟壁画からコンサベーションに至るまでの1万2千年の歴史
大変面白かった。副題にある通り、新石器時代の洞窟壁画に描かれた鳥類から、当時の人間と鳥類の関係を考察するところから始まり、各所各時代の有名な鳥類の考古学的遺物から芸術作品など網羅していく。エジプトのネプアメンの墓の壁画に描かれた「湿地での狩猟」(紀元前1350年頃)は私もものすごく好きなピース

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https://flic.kr/p/L1tB7K
大英博物館で展示されている。
Nebamun hunting in the marshes, fragment of a scene from the tomb-chapel of Nebamun.
Thebes, Egypt. Late 18th Dynasty, around 1350 BC

人類と鳥類との関わり合いの歴史というのは、最近日本でも書籍が出版されていて結構ホットなトピックで、それこそどっさりとネタのあるエリア。スペイン南部 Cueva del Tajo de las Figuras、400万体のAfrican sacred ibisのミイラ、アリストテレス、プルタルコス、プリニウス、ローマ人の野鳥料理、フラミンゴの舌料理、イングランドの鷹狩、ルネサンスの時代の解剖学的研究の発展、フランシス・ウィラビー、ジョン・レイ、1500年代有害鳥獣の指定と駆除、鳥の薬効、ターナーの鳥の絵、『ウィラビーの鳥類学』のドードー、メキシコのアステカ族、ブラジルのトゥピ族などヨーロッパを含む世界中の先住民族にとっての鳥とその羽の文化、フェロー諸島の海鳥を食べる暮らし、セルボーンの博物誌、ダーウィンと鳥類学、ジェマイマ・ブラックバーン、ジョン・グールド、アラン・ヒューム、剥製ブーム、ブリューゲル「味覚の寓意」、コレクター、コレクターの収集活動と絶滅、収集欲と問われるモラル、博物館の存在意義、バードウォッチング、エドマンド・セルース、アマチュア鳥類学者の誕生、オスカー・ハインロートとマグダレーナ、セルース、ハワード、Jハクスリー、ハインロート夫妻、コンラート・ローレンツ、ニコ・ティンバーゲン、カール・フォン・フリッシュ、デイヴィッド・ラック、ウィン・エドワーズ、デイヴィッド・アッテンボロー。
人類による大量絶滅。

非常に読み応えあり、また、さらに深く掘り下げるためのガイドにもなる。


ショウジョウコウカンチョウ
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石ころの図鑑

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Whimbrel



ビーチがおもろい
となると、
色々と気になるものが増える
生物だけでなくて
ミネラルも気になる


ということで





渡辺一夫『海辺の石ころ図鑑』
古本屋で川原の石ころ図鑑と一緒に200円で売られていたのを、血迷って購入。
ミネラル全般基本大好きではある。本書は日本全国の海岸(多分、石のキャラクター的見地で場所が選ばれているんだとは思うが、選定理由は不明)でコレクトできる代表的な石の種類とその特徴、わかりやすいカラー写真で説明している。石ころ標本作りのアイディアや、石ころのできるまでの説明、石ころの年齢、石ころ種類同定のハウツーなど、小さい子でも使えるいい図鑑である。そして、大人でも面白い。なんとなく拾ってきてしまった石ころが、なんという種類なのか、比較的簡単に判明するのが面白い。今まで変わった型であることが拾う基準であったが、これからは、その場所でレアな石ころとか、狙ってみたいかもしれない。いい買い物だった。






著者 :
ポプラ社
発売日 : 2002-07-01



渡辺一夫『川原の石ころ図鑑』
古本屋で海辺の石ころ図鑑と一緒に200円で売られていたのを、血迷って購入。
感想としては、『海辺のいしころ図鑑』と同じ。
石の大きな写真に、石の種と説明がざっくり書いてある。
レイアウトも少なすぎず、多すぎず、
とてもいい分量。
基本的に本書でピックアップした川の河口のビーチは海辺の石ころ図鑑では避けられているような気がする(細かくチェックしていないが、少なくとも和歌山と新潟と北海道はそういう感じだった。なかなか、ズボラはかましていない感じが好感もてるのではないだろうか。

なんとなく、眺めていると
妙に心落ち着くというか
石って良いねぇ、と思ってしまう1冊である。






チュウシャクシギ
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