fc2ブログ

昨日は今日のストーリー

Beautiful things don't ask for attention.

火焔える芸術

Posted by jube on   6 


人気ブログランキング

IMG_2607_20140517005751eea.jpg
wood duck



昨日はなにをボケてか
ログを2つアップしてしまってました
気づいた時は後の祭りだった
まあ、、ええんやけど

で、お昼は黄砂が酷すぎて
喉がイガイガ、目がシパシパ
視界も非常に悪く、
普段ならそこそこ悪い天気でも
見えている朱鷺メッセとか
なんなら市役所のビルも
なんかぼんやり霞んでいた。
これは、ヤヴァイと
早めに撤収。



さてさて、

F09D588E-006B-4A0A-A292-8726BC89E108.jpeg

十日町市博物館
2020年コロナ真っ只中に
新築オープンした。
ようやく来られて嬉しい。



もちろん笹山遺跡出土品に会いに

IMG_1502.jpeg


国宝展示室

立派になって、
きっと防犯や防火、耐震も完璧なんだろうと思う


最近、山形に行った時も
こういう風に
「国宝展示室」って別にしてたねぇ。
今風というか、流行り?
確かにセキュリティ的に管理しやすそう。
なんせ、県内に1つしかない国宝
もっとガンガン宣伝するべきだと思う。
そして、みんな見にきて、
スピリッツをメラメラさせてほしい。

焔立つ芸術!!



ちなみに、以前の建物は


IMG_3399.jpg

こういう味のある
昭和末期1979年開館のビルヂング
このフォント、めちゃ好き

で、展示室はこんなんだった

IMG_3476_2017062619535946a.jpg

これはこれで、味がある。
しかし、煩雑な感じ
昔の展示も嫌いではないが、
やっぱり
新しいバージョンは360度全方向から見られるようになって
とっても嬉しい。
国宝57点全て展示されてはいないし
前のバージョンのほうが展示点数が多かった
一長一短か




FB038BD4-0884-49F5-8EE7-41D1BF4C5197.jpeg

来場者もそこそこ居て
他人事ながら、よかったよかったと
ちょっとほっとした(笑)





6E48F535-314B-4CB2-8F29-55606A8C4DC2.jpeg

いやはや、すばらしいねぇ。

芸術は爆発だねぇ。




IMG_1509.jpeg

笹山遺跡も見に行ってきた
スポーツ公園の一角という感じで
スポーツな若者たちが
座ってスマホをいじってたのと
竪穴式住居が
シュールだった。




E11B9F3F-4118-4E9E-8A38-61A04E282F91.jpeg


コロナ真っ只中で行けなかった
”岡本太郎が見て、撮った縄文”特別展覧会
超残念だった、、が
展覧会のパンフレットだけは入手できた。
ありがたい!
パンフレットの内容をみると、
もしかしたら、以前行った岡本太郎展の

IMG_5299.jpeg

縄文コーナーと同じかも???
とは、ちょっと思った

馬高も近々攻めたい。

レーザープリンタ作成の
火焔式土器のスケールフィギュアも入手



C7B09F1E-A4C3-4549-9E5D-64F92D6ED6C1.jpeg

あと、ちんころげっと!!!
本物はお菓子だが、
これはフィギュア
うれしい。


暑かったけど
楽しかったです。






アメリカオシ
応援ぽちっとお願いします↓

人気ブログランキング

スポンサーサイト



吉田東伍記念博物館

Posted by jube on   2 


人気ブログランキング


IMG_9189.jpeg
Long-eared owl

今年は8月からデンに戻ってきてて
愛想をふりまいております。
人間利用した外敵対策(あはは)

昨日は午前中ずっと雨がべそべそと降って、
午後はどん曇りで
神経痛につらい天気であった。




先日、阿賀野市観光ガイドブック(無料)をもらって
なんとなく見ていたら、
すんごく気になるミュージアムを見つけたので
即、行ってみた。

1167E5FA-955A-4511-81F1-CB0C2F28EE7D.jpeg

吉田東伍記念博物館

保田(旧安田町)出身の
セルフトート日本歴史地理学者
今風に言うと、
シチズンヒストリアン/ジオグラファー
『大日本地名辞書』の編纂者
安田町が生家(旗野家)を買取って設立されている
阿賀野市営博物館


98BC40A8-36CA-48E1-8687-F5A5779B718C.jpeg

バイオグラフィーのパネル、
直筆の原稿や遺品などが展示されている。
ヴォリュームはさほどでもないが、
細かいので、一つ一つ気になるところを見ていると、
めっちゃ時間がかかる(笑)

さらに、図書室もあるので、
閲覧しだすとたまらない。

8E92ED16-7611-4E11-AEE9-6A4CB3A4CB8B.jpeg

郷里の地元のあたりを読んでみたが、
数カ所読み方の間違いに気づいた。
昔はそう読んでいた、というのではなく
地元の人でも読めない人がいる土地などは
聞く人によっては、間違った読み方を教わってしまうのだろう。
新潟でも、秋葉(あきは)を”あきば”
と、発音する人は多いように、

とはいえ、この時代にここまで調べているとは
ほんとうに大変な苦労だったと思う。


ショップには関係書籍などが置いてあり、

吉田東伍著『貞観十一年 陸奥府城の震動洪溢』
「歴史地理」第八巻第十二号(明治39年発行)

を、発見!!購入してきた!!
話題によく出る貞観地震、貞観津波
なんと、新潟出身の研究者が論文を書いてたんですわ。
内容もとても興味深く、大興奮
これだけでも
来てよかった、と思ったのだった。

ほんま
まだまだ知らないこと多いわ!




トラフズク
応援ぽちっとお願いします↓

人気ブログランキング

只見町ブナセンター

Posted by jube on   4 


人気ブログランキング


只見遠足のつづきです。

IMG_7680.jpeg
Barn Swallow

只見駅の駅舎にも
綱渡り的な巣が



IMG_7681.jpeg

2011年7月30日の新潟福島豪雨で、只見線は小出 - 会津坂下間113.6kmが不通。今でも会津川口-只見間の27.6kmは不通のままであり、同区間は代行バスが運行されているが、今年の10月1日には全線運転再開するらしい。

約11年不通

駅舎にはカウントダウンの電光掲示板が設置されており、
あと、約100日ほどで電車で只見に来られるようになる。
ちなみに八十里越もあと半年以内で開通らしいし、
八十里越は冬季も閉鎖しないらしいので、
まあ、中越からの交通がよくなるね。

とまあ、駅舎でパンフレットやら
駅スタンプを押したりとか、
只見土産を買ったりして、
目的地へ向かう


IMG_7683.jpeg

只見町ブナセンター

ほんとに申し訳ないことに
ものすごく期待してなかったんですが、
ところがどっこい、
とてもいい施設でした。すばらしい
只見に来たら、MUST SEE!てぐらい



IMG_7685.jpeg

非常に見やすく、わかりやすい展示
只見の特色がわかりやすく説明されたパネル
用意されている配布バウチャーなども
外来種問題や生物多様性についてのものも用意。
また、只見地域の研究論文集や
科学的に良くつくられた地元の生物や植物の小冊子なども
廉価で販売されており
とても理解が深まる。
こんなんゆうたらなんですが、
地方にありがちな、
ガバメント系の自然科学歴史博物館って
専門の職員が雇われてなさそうに見えたり、
きっぱりやる気がなかったり、
箱だけ施設が存外多いんだが、
建物も大きくないし、建物のデザインも使いづらそうな
バブリー仕様だし、予算もまあアレな感じに見えたが、
それでも、スペースのやりくりやら
展示の仕方、展示品に工夫や熱が感じられたように思う。

来てよかった!!


今回のお土産は

IMG_1856_20220619163303a28.jpg

只見町河井継之助記念館では
「八十里こしぬけ武士の越す峠」手拭い
(左上の黒縁)

只見駅で只見スマホスタンド

只見町ブナセンターで
企画解説シリーズ
『季節とともに生きる只見の野鳥とその生態』
『只見の猛禽類』
『只見の自然に生きる!只見の野生生物とその生態』
この3冊と、マグネット、ステッカー
缶バッチは同じ入場券で入館できる、
只見駅の近くのふるさと館田子倉でもらった(課金ゼロ)

この企画展解説シリーズ各500円
ほんとに素晴らしいです。


さて、そんなんで
とっても楽しかった南会津
鳥を見に行ったんではなかったんですが、
ちょっと鳥も見たので、次回只見最終回です〜

応援ぽちっとお願いします↓

人気ブログランキング

河井継之助終焉の地

Posted by jube on   6 


人気ブログランキング

週末、山へ行ってきました。
とはいえ、車で登る山間ドライブ

IMG_7617.jpeg
Common sandpiper
渓谷、めちゃくそツバメが飛び交う中、
なんかちがうのも飛んでた
さて、なぁに



先だって、
長岡や小千谷、地元ガタ市内で
北越戊辰戦争を勉強しました。

してからに、
只見線(鉄道)が復旧してから、
もしくは
魚沼からの道路封鎖が解けてから、
もしくは
八十里の道路ができてから行こうとおもっていた
只見ですが、
ちょっと諸事情で待てなくなり、
先行斥候に行ってきました。


IMG_1849.jpeg

河井継之助終焉の地

「継之助の担架は、八十里越を超えてゆく。
 左足はすでに腐敗し、臭気を放った。それにしてもこの峠の長大さは、どうであろう。樹海は眼下にあり、道は天空につらなってゆく。
 
 八十里こしぬけ武士の越す峠」


 by司馬遼太郎『峠』より

現在は只見町河井継之助記念館(福島県南会津郡)があり、
館内に継之助が死去した矢沢宗益宅が移築保存されている。
館内は一部カメラ禁止マーク以外の展示撮影可能
そう、長岡では”つぎのすけ”だが、
こちら会津では”つぐのすけ”と呼ばれるらしい。

IMG_1842.jpeg

この奥に見えている部屋でお亡くなりになった。

担架にのせられた継之助は千数百名と共に八十里を進む。
途中山中で1泊、8月5日只見村に到着し、
岡っ引清吉宅で傷の手当て受けていたが、
幕府医師松本良順のすすめに従い、
若松へ向かうこととなり、
同月12日只見村を出発、塩沢村医師矢沢宗益宅に投宿。
傷は悪化、15日には継之助は死を予期し、
側近の花輪求馬に後事を託し、従者松蔵に死後の準備を命じる。
翌日16日午後8時ごろ永眠、享年42歳

館内には継之助が使用した毛布や枕なども展示されており
生々しく、当時の様子が感じられる。


「高熱が続き、ひたいを手拭で冷やしている。このため松蔵はしばしば谷川に降りて手拭をひたし、取りかえた。松蔵は、膿をとる手当もした。その方法は、農家でわらのよくたたいたものをもらい、それを細縄にし、さらにその縄の上をよく揉んだ紙で巻き、その道具をもって傷のなかを通し、膿をとり、薬をつけた。」
『「気を失うような痛さでありましょうが、旦那様はひと声も洩らされませなんだ」』
 司馬遼太郎『峠』より
 

これを読むと思い出すのが、
私的実体験、
何十年か前に、感染症でハムストリングの骨の近くに
病巣をこさえたことがある。
最初はふとももの裏に
大きなハッサクぐらいのサイズの腫瘍ができて、
手術でとりのぞいたのだが、切った後も
延々と膿が出続け、傷が治らない
そう、ハッサククレーターがガバッと開いたまま
半腐れお肉丸見え
毎日、毎日
膿でひっついたガーゼを引っ剥がし、
医師数人で傷を小さいスプーンのような器具で
ゴリゴリと膿を掻きとり、
ピンセットでつまんで、生きているピンクの組織のところまで
ハサミやメスで切り取る、という処置を
数週間続けた。
あれは、結構痛かった(麻酔なし)
が、毎日の事なので、結構慣れてきて
無になる処置時間だったのを覚えている。
その後、いろんな検査をしまくって
瘻孔で別のところに病巣とつながっているのが
MRIで判明して、クッソ長い再オペとなったんだが、
人生、色々あるわな。
ともかく、こんなんも
継之助の時代なら、抗生剤がないので
あっさり死ぬ病だわな、と思うわけで。



IMG_1852.jpeg

非常に有意義なワンデイトリップでござった。

また、館内には山塩資料館があり、
これがまたとてもショッキング


IMG_1851.jpeg

塩沢町と名前にあるとおり
塩がとれる、製塩の町だったそうで、
製塩には燃料の木を大量に使うため、近隣のブナは乱伐され、
山元は禿山となった。
当時のブナが全部伐木されて、見渡す限りはげ山の、
えげつない不毛地帯の写真が展示されていた。
地滑りまくりだっただろうねぇ、、怖い。
また、車でその辺りをとおると、
海の匂いというか、潮の匂いがものすごく、
海の近くか?ってぐらい
もしかして、ここらへんの河は塩水なのでは?
と思うぐらい
これはとっても感動的でした。


目的はこちらの記念館ですが、
只見の中心街も訪れたので、
続きます。



鳥:イソシギ 
山の中でイソシギってちょっとおもろい
応援ぽちっとお願いします↓

人気ブログランキング

平等院鳳凰堂と浄土院展/河井継之助記念館

Posted by jube on   6 


人気ブログランキング



IMG_5188.jpg
chestnut-cheeked starling

初夏のにほひ

とうとう、アイスクリームではなくて、
氷系のんを食べるようになってしまった、、
暑い、、
ガリガリ君のおとなのブドウと
ガッツリみかんが現在ブーム中。
寒い間はパルムとかチョコもなかジャンボ
ピノ、雪見だいふくやけどねぇ、
暑くなるとやっぱり氷やねぇ。



ということで、
自宅からほど近いとこらへんを
妄想しながらドライブしてきました。
〆に、こちらも立ち寄った

IMG_7112.jpeg

河井継之助記念館
もうすぐ『峠』の映画が公開なので、
(実は記念館にくるまでは、とっくに公開済と思っていた)
ちゅうことで
結構フィーチャーされるんじゃなかろうか、長岡。
そうねぇ、
司馬”峠”の盛に盛った美ドラマも良いとは思うが、
ほんまのところはどうやったの?
と、思うアナタ
すでに紹介しましたが、
小千谷の産業会館で入手可能な
『小千谷談判』を読むというのも良いのでは?
もちろん、いろんな書籍や資料が出版されております。
両サイドの資料があるので、
どちらも読む事をおすすめします。
さらに面白くなる幕末長岡
リアル、とてもリアル。

そして、実は
長岡を通ったついでに
忘れずに新潟県立近代美術館にも寄ってきました。

IMG_7047.jpeg

平等院鳳凰堂と浄土院 その美と信仰
2022年4月23日から6月5日
前期にどうしても見たかったので、
GW中で混み覚悟で突入してきました。
お目当ては、特に
雲中供養菩薩像の北1号、南14号
伝帝釈天立像、不動明王及二童子像、
和漢朗詠集巻下断簡(平等院切)
他にもきっちり見まくってきました

混み覚悟だったんですが、
全く混んでなかったです。

開館同時に入ったので、
数少ない20人ぐらい?の
私以外ほぼ全員の人が
最初の説明文のところにたまってくれたおかげで、
楽々と好きな作品を好きなだけ
好きな角度で眺め倒せました。
至福なり。



長いこと京都にも行けてませんが、
平等院鳳凰堂は宇治なので
ちょっと行く機会が少ない(悲)
おけいはんあるので、
いっちゃん(八幡)でたこ焼き食べて
石清水お参り→宇治
と言う流れで1日過ごすのもめちゃ楽しいかも。
ギッチギチなスケジュールだが(笑)
ああ、行きたいなぁ、、。



おみや〜〜

IMG_0668.jpeg


河井記念館でもらった(無料)栞
近代美術館のミュージアムショップで
不動明王のフィギュア携帯守り仏像
私の推し仏像は不動明王なので
目につくと、つい求めてしまいますな。
かっこいいです〜



鳥:コムクドリ
応援ぽちっとお願いします↓

人気ブログランキング

このカテゴリーに該当する記事はありません。