生命の歴史は繰り返すのか?

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収斂進化!!
(粗コラ草)
今朝は土砂降り。
昨夜暑かったので、
うっすいネマキで寝たらば、
朝、寒かった。
そうなのよ、
昨日はそれはもううんざり暑かった。
なんかもう、くっそに忙しかった。
が、鳥は暇。
あ、そうそう、
待望のオオムシデータとれました。
それはめちゃ嬉しかった。
カッコウが嘲笑うかのように、
作業している目の前に来て、
私方を向いて、
カックーーー!!
って、叫びやがりまして、
ちょっとイラっとしました(笑)
あと、キビタキがツクツクボウシソングを歌う。
5月にツクツクボウシはやめてほしい(笑)
ジョナサン・B・ロス『生命の歴史は繰り返すのか?』
的場知之訳
Improbable Destinies: Fate, Chance, and the Future of Evolution
by Jonathan B. Losos
"ありえなさげな運命:宿命と成算と進化の未来”
めちゃ面白かった。良い原題ですねぇ。まあ起こらなさそうなデステニー(自分で切り開くというか、選択的な感じの運命)、フェイト(どうしようもない運命)、成算、それに進化の未来。わくわくするねぇ。5年ほど前の書籍なので、研究系としてはちょっと古いような感じを受ける方も多いと思うが、なんちゅうても163年前の『種の起源』がまだ現役なので、名著に新旧はないと思う(分野と題材によりけりか)。ロソス博士はネイチャーやサイエンス連発の世界トップレベルの有名研究者。ここんところ進化生命学の文献やら書籍を読んでいたので、其の中でもかなり読み物として面白かった。ロソス博士の冒険譚的な面白さ。グールドの”Wonderful life : the Burgess Shale and the nature of history”が、リファレンスでめちゃ出てくるので、未読の人は読んでおくと、さらにわかりみが深くなると思います。という、私もめちゃくそ昔に読んだので、再読せねばと思う。
研究の手法やら結果だけでなく、その時に起こったプチエピソードや、別の話や、いろんなアドベンチャーや失敗なども盛り込まれていて、臨場感がある。もちろんアノール(爬虫類)やグッピーだけでなく、色々な別の研究者の仕事やらも平易な言葉で説明され、理解が深まる。ハエはやっぱり進化実験の王道っぽく感じるねぇ(旧人類なので、笑)。
運命と偶然、人の誕生は不可避だったのか?この終章は本書の発売当時、よく語られてたので、あちこちで目につきました。これからもまだまだ掘りどころの多い分野だとは思います。
やっぱり収斂進化はおもしろい!!
鳥:左からファルコ、ブテオ、オスプレイ
Peregrine falcon, Red-tailed hawk, Osprey
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