鳥類学は、あなたのお役に立てますか?

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今日も朝から太陽がクワっと出ています。
しかし、ガタだけはまだ強風が続くらしい(とほほ)。
昨日は暑かったわ。
ビーチで半袖でウロウロしている人もおった。
ほんと、日光浴日和、、、
かと思うかもしれんが、
西風9m/sで飛砂がすごくて、
よくまあ、ビーチとかでエンジョイできるなぁ、、
と、チャリで巡回しながら横目で見てました。
砂パチパチ当たるし、
私は作業帽をかぶってますが、
むき身の髪の毛だと、毛の中に砂めっちゃ絡むで。

ジャワショウビン
鳥は暇でした。
ま、暇なので妙な写真撮ってる暇あったりするんやけどね(笑)
面白いアオジは見ましたわ。
顔が黒いメス(不思議個体)
FOBはなし
シロハラ、アカハラ、クロツグミ、
ウグイス、メジロ、ルリビ、
コマ、ヤブサメ、オオコノハ、
ヒヨ、シジュウカラ、ヤマガラ。
その他です。
森林保全の実習とか
まあ、鳥はいなかったが
それなりに働いた感はあり。

川上和人『鳥類学は、あなたのお役に立てますか?』
期待通りに面白かった。やっぱり川上先生本もハズレなし。
ほんとにヲタツボがものすごい範囲で被ってるので、細かい例えや形容が尽く刺さってくる。
「例えば、左手がサイコガンとなった動物の集団がいるとしよう。サイコガンは精神エネルギーを弾丸として撃ち出す器官であり、他種を容易に制圧できる生存上有利な形質と言える。
突然変異によりサイコガンを持つ個体が集団内に出現すれば、他個体よりも長生きでき配偶相手にも恵まれ、より多くの子孫を残せる。その結果、この形質は集団内に速やかに広がり、全個体がサイコガンを持つ種が生じると考えられる。
このように、生物学では現代に存在する条件から進化の歴史を推定してきた。」
これは、非常にわかりやすく、萌え要素満点の説明文(笑)。
こんな感じで本当にエキサイティングでアンダスタンダブル。そして、笑い、楽しみながら鳥や環境に詳しくなる。
メインは島嶼の研究活動の話ではあるが、川上先生のブレインストーミングをちら覗きしているような感じ。特に多くの人に読んでほしいな、と思うのは絶滅危惧という言葉について考察するところ。
そして、名言、名文章も多い。
「おわりに 鳥類学者の役と得」の9ページは必読。
授業で使いたいぐらいである。
「なぜ自然を守るのですか?」
『生物の絶滅とは、この「知」の源泉となる存在をこの世界から永遠に消し去ることを意味する。未読の書籍を火にくべる焚書にも等しき行為だ。』
オガサワラカワラヒワがサバイブするよう、祈った。
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