医心方事始
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Trumpeter swan
最近専門外の書籍もよく読んでるんですが
なんちゅうか、若い頃より理解力は増してる分
さらに難解なものに惹かれるようになっているというか
単に、難易度をあげがち(笑)
結果、いつも負荷がかかって
これが、イイっ!(どM)
これって、中毒患者がドースあがっていくアレと
いっしょやなぁ、、、と
思ったりして(あはは)
槇佐知子『医心方』事始 〔日本最古の医学全書〕
ものすごいヴォリュームの『医心方』のビギナー向け紹介本的なもの。興味深い箇所が抜粋されていて、わかりやすい。索引というか、ガイドブック的に使える。実際に必要な章はオリジナルを参照する必要はあるけれども、さっくり全貌を把握するにはとても良いと思った。
『医心方』は、宮廷医・丹羽康頼(912-995)が984年に朝廷に献上した、現存する我が国最古の医学全書。有史以来九世紀までの漢訳された医書を集めて、選集・編纂したもの。出典は、医学、仙書、本草書、養生書、鍼灸、陰陽道、道教、仏教、易経、天文、占相、史書、哲学、文学、波羅門の秘宝等、二百数十文献に及び、中国書だけでなく、中国語訳されたインドの文献も多い。薬剤の原料は、朝鮮半島、日本、中国、インド、スマトラ島、オーストラリア間近の熱帯の島嶼を含むアジア全域、及ユーラシア、アフリカの動植物、鉱物〜
第1章 医学概論篇――巻一A
第2章 薬名考――巻一B
第3章 鍼灸篇Ⅰ 孔穴主治――巻二A
第4章 鍼灸篇Ⅱ 施療――巻二B
第5章 風病篇――巻三
第6章 美容篇――巻四
第7章 耳鼻咽喉眼歯篇――巻五
第8章 五臓六腑気脈骨皮篇――巻六
第9章 性病・諸痔・寄生虫篇――巻七
第10章 脚病篇――巻八
第11章 咳嗽篇――巻九
第12章 積聚・疝瘕・水腫篇――巻十
第13章 痢病篇――巻十一
第14章 泌尿器科篇――巻十二
第15章 虚労篇――巻十三
第16章 蘇生・傷寒篇――巻十四
第17章 癰疽篇 悪性腫瘍・壊疽――巻十五
第18章 腫瘤篇――巻十六
第19章 皮膚病篇――巻十七
第20章 外傷篇――巻十八
第21章 服石篇Ⅰ――巻十九
第22章 服石篇Ⅱ 薬害治療――巻二十
第23章 婦人諸病篇――巻二十一
第24章 胎教出産篇――巻二十二
第25章 産科治療・儀礼篇――巻二十三
第26章 占相篇――巻二十四
第27章 小児篇Ⅰ――巻二十五A
第28章 小児篇Ⅱ――巻二十五B
第29章 仙道篇――巻二十六
第30章 養生篇――巻二十七
第31章 房内篇――巻二十八
第32章 中毒篇――巻二十九
第33章 食養篇――巻三十
あとがき / 引用文献解説索引 / 人名索引
ナキハクチョウ、マガモ
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