文庫縄紋

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一昨日が涼しかったので
昨日は暑く感じた。
まあ、リテラリーに暑かったんやけど(笑)
35℃やからねぇ
本オフの日とかで、
500円以上で300円引だったので
作業の帰りに本オフに寄って
ぶらっと一周、
さして欲しい本がなかったので、
CDのコーナーを覗いてみると、
面白そうな朗読CDを発見!
500円のが200円!!激安。
ありがたく購入してきた
今日から移動中とかにちょびちょび聞こうと思う。

形象埴輪 鷹らしき鳥の埴輪
嘴のカギ度が猛禽
縄文土器よりずっと時代がくだりますが
よく考えると、縄文ってヒトファーストよねぇ
ていうか、ヒトに、特に女性にフォーカスしてる感じ
降っていくにしたがって、
古墳時代になると、
ヒト以外のものも崇敬の対象になっていくというか
やっぱり生活に余裕(比較して)ができてきたんかねぇ
もしくは、”環境”について、
ヒト以外もすべて関わっているというのに
気づき始めた、or今より実感していた
とか、そういうことなんやろか。
やってもた
大反省大会
真梨幸子
『縄紋 (幻冬舎文庫 ま 25-7)』
文庫本の新刊コーナーで平積みになっていて、
タイトルと装丁と厚みで即買。初めて読む作家?。
オビには”縄紋に隠された暗号を読み解け。地震、疫病、戦争ーーこれは小説か予言の書か。”と書かれていて、縄文ヲタに刺さる煽り。
で、読み始めて100ページぐらい?序盤で、なんか読んだことあるんか?とようやく気づき、ブクログの自分の本棚検索してみたら、読んでたわ。綺麗さっぱり忘れてたけど、
タイトルとか装丁とか宣伝が素晴らしい割に、内容がいまいち(個人的な好みの話)の書籍、書籍だけでなく、映画などもイマイチの作品は、なんせ綺麗さっぱり忘れてしまうので、ちょっと時間をおくと、またもや釣られてしまう。まあ、書籍よりも映画のほうがヤヴァイので、過去に一番ひどかったのが、ホラー映画『リバイアサン』、これ、何遍みてしもたことか(見たくはなかったが、笑)。レンタル時代だったので、しつこくレンタルしてしまって、自分のアホさに悲しくなった。もちろん、DVD購入時代になってからも、同じDVD買ってしまったりとかねぇ、、アホじゃの。デジタルDLになってからは、履歴が出るので、そういうのはないが。ありがたいのか、ありがたくないのか、、自分で考えないのでボケがススム君。
結局、望まぬ再読をしてしまったが、感想は全く変わらず。
色々詰め込みすぎてぼやけたラノベ猿の惑星。竜頭蛇尾ながら、まずまずエンジョイできた。確かにイヤミス。
まずとっかかり、ユヴァルの『サピエンス全史』のあらすじじみた話ではじまり、すべてどこかで読んだ小ネタばかりだが、それも素人自費出版の原稿という体裁なので、そういうのもアリなんだろうか、と読み進む。読者にはすぐに犯人の目星がつく殺人事件、性根の腐った獄中のジャンキー殺人犯、読むと感染する狂気、なぜか入れ込んで洗脳される人々。まあ、かなり嘘くさい。
まあ、歴史的な部分は歴史書でもないので好きに書けばいいとは思うが、誤解の多い狂った箇所と現時点の定説がまぜこぜになっているので、妙に自分が校正している気になって、イラっとしてくる(それが狙いか?)登場人物があまりにも物知らずで、フィールドワークに出て狂ったように(狂ってはいるが)エキサイトしたり驚くのが興ざめ。自費出版の校正校閲というのはウィキペディア頼みなんだろうか、と、ぞっとした。ここが一番怖かったシーンではある。ともかく、日本の縄文やら日本の神々の話、まつろわぬ民の話、カニバリズム、ウイルス、失業問題、ネット依存、太陽嵐やガンマ線バースト、邪馬台国ミステリ、江戸ミステリ、アラハバキと盛りすぎて、しかも全て、どっかで読んだ話に、逃げ道付きで無理のあるトンデモ説なんかものせることで、作中でこの『縄紋黙示録』の安っぽさを醸し出している。これはもしかしたら、北島マヤが大根役者を演じるような、そういうことなんだろうか。だとしたら、大成功だと言える。ラストは私の好みではないし、読了後に後引くほど気になることもない。
読み終わって、最後に参考資料を見てみると、やっぱりなという感じ。ただ、パット・シップマンのインベイダーズ(The Invaders: How Humans and Their Dogs Drove Neanderthals to Extinction)など、2、3参考にしたか?と目星をつけていた書籍は見られなかった。
こういうこと(ダブリ)をしないためのブクログなのに、
使いこなせてないな、と
大反省であった。
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